コリージョンドメインの分割の意味についてお教えください

ブリッジでのコリージョンドメインの分割について質問させてください。
CSMA/CDでは、コリージョンドメイン内の最長距離に応じて最小パケット長が決められ、パケット送信中にコリージョンの発生を検知することができる方式であると理解しています。ブリッジ接続をする場合、ブリッジの左右でコリージョンドメインが分割され、コリージョンの発生確率が下がることは理解できます。しかし、左の端末からブリッジを経由して右の端末にパケットを流す場合、ブリッジの右側のエリアでコリージョンは起こりえると思います。このような衝突の際、ブリッジはコリージョンの発生を認識する一方で、左のパケット送信端末は既にパケット送信を終了している可能性があります。この際、パケットを再送信する必要がありますが、どのような仕掛けで再送信するのでしょうか。お教えください。

名前: 
匿名希望
日時: 
11/10/24 19:00

コメント

この例だと,ブリッジがパケットを中継するときの動きは次のようになります。

1 まず,左側の機器が信号を送信
2 ブリッジが信号を受信してデジタルデータに戻す
 (ここで左側の送信と受信動作は終了)
3 ブリッジが右側に向けて信号を送信
 (右側で新たに送信と受信を行うということ)
4 そこで衝突したら,ブリッジがそれを検出して再送
5 右側の機器が信号を受信しておしまい

要するに,再送動作はブリッジが行うということですね。

左側の機器が送信した信号をブリッジが受信した時点(上記の2)で,
イーサネットの動作は終わります。
そして,ブリッジが右側のイーサネットで送信する動作は,
別のイーサネットの動作になりますから,
それを別々に考えればいいんですよ。
コリジョンドメインの分割という観点から見ているため,
一つのイーサネットを二つに分けたらどうなるのか,
という疑問を持ったのだと思うのですが,
イーサネットを二つに分けたら,単純に二つのイーサネットになるだけで,
ブリッジで接続したら,それぞれで別々にイーサネットの送信と受信動作が起こる,
ということです。

なるほど。理解できました。ありがとうございました。