この例だと,ブリッジがパケットを中継するときの動きは次のようになります。
1 まず,左側の機器が信号を送信 2 ブリッジが信号を受信してデジタルデータに戻す (ここで左側の送信と受信動作は終了) 3 ブリッジが右側に向けて信号を送信 (右側で新たに送信と受信を行うということ) 4 そこで衝突したら,ブリッジがそれを検出して再送 5 右側の機器が信号を受信しておしまい
要するに,再送動作はブリッジが行うということですね。
左側の機器が送信した信号をブリッジが受信した時点(上記の2)で, イーサネットの動作は終わります。 そして,ブリッジが右側のイーサネットで送信する動作は, 別のイーサネットの動作になりますから, それを別々に考えればいいんですよ。 コリジョンドメインの分割という観点から見ているため, 一つのイーサネットを二つに分けたらどうなるのか, という疑問を持ったのだと思うのですが, イーサネットを二つに分けたら,単純に二つのイーサネットになるだけで, ブリッジで接続したら,それぞれで別々にイーサネットの送信と受信動作が起こる, ということです。
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左と右は別々のイーサネット
この例だと,ブリッジがパケットを中継するときの動きは次のようになります。
1 まず,左側の機器が信号を送信
2 ブリッジが信号を受信してデジタルデータに戻す
(ここで左側の送信と受信動作は終了)
3 ブリッジが右側に向けて信号を送信
(右側で新たに送信と受信を行うということ)
4 そこで衝突したら,ブリッジがそれを検出して再送
5 右側の機器が信号を受信しておしまい
要するに,再送動作はブリッジが行うということですね。
左側の機器が送信した信号をブリッジが受信した時点(上記の2)で,
イーサネットの動作は終わります。
そして,ブリッジが右側のイーサネットで送信する動作は,
別のイーサネットの動作になりますから,
それを別々に考えればいいんですよ。
コリジョンドメインの分割という観点から見ているため,
一つのイーサネットを二つに分けたらどうなるのか,
という疑問を持ったのだと思うのですが,
イーサネットを二つに分けたら,単純に二つのイーサネットになるだけで,
ブリッジで接続したら,それぞれで別々にイーサネットの送信と受信動作が起こる,
ということです。