yamさん,こんにちわ。
IPはイーサネットや通信回線といった通信技術を使ってパケットを運びますが, そうした通信技術にはパケットのエラーをチェックする機能が備わっています。 そして,そのエラーチェック機能の方が, IPのヘッダチェックサムより精度が高いんです。 そのため,ルータなどでパケットを中継する際に, イーサネットや通信回線の段階でエラーチェックすれば十分と考え, ヘッダチェックサムの検査を省略するのが通例となっています。 そうすることで,わずかかもしれませんが, パケット中継時間を短縮することができます。 これが『使われていない』という意味です。
ただ,実質的に使われていなくても,そこにいい加減な値を入れてしまうと, IPの仕様に適合しなくなってしまいますし, 律儀にチェックサムを検査する機器もあるかもしれませんし, そうした律儀な機器があると,そこでエラーになり, パケットを中継できなくなってしまいます。 だから,チェックサムには正しい値をセットしなくてはいけません。
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パケット受信時にチェックサムを検査しないということです
yamさん,こんにちわ。
IPはイーサネットや通信回線といった通信技術を使ってパケットを運びますが,
そうした通信技術にはパケットのエラーをチェックする機能が備わっています。
そして,そのエラーチェック機能の方が,
IPのヘッダチェックサムより精度が高いんです。
そのため,ルータなどでパケットを中継する際に,
イーサネットや通信回線の段階でエラーチェックすれば十分と考え,
ヘッダチェックサムの検査を省略するのが通例となっています。
そうすることで,わずかかもしれませんが,
パケット中継時間を短縮することができます。
これが『使われていない』という意味です。
ただ,実質的に使われていなくても,そこにいい加減な値を入れてしまうと,
IPの仕様に適合しなくなってしまいますし,
律儀にチェックサムを検査する機器もあるかもしれませんし,
そうした律儀な機器があると,そこでエラーになり,
パケットを中継できなくなってしまいます。
だから,チェックサムには正しい値をセットしなくてはいけません。