光の父さん,はじめまして。 拙著お読みいただき,ありがとうございます。
>DHCPでは、クライアントからアドレスを解放するRELEASE機能が規定されて >いるようなので、これを利用すれば簡単に無通信切断機能が実現できる様に >思います。
そうですね。 でも,それを機器に実装するかどうかは,機器設計者の判断なので, 原理的に可能だからといって,実際に使えるとは限りません。
それから,PPPの場合は相手との間で, 接続動作によって仮想的な通信路を作り,通信動作を仲介します。 つまり,PPPの方は接続するという考え方があるわけですね。 だから,通信していない時は切断しようというアイデアが出てくるんだと思います。 実際,ダイヤルアップでPPPを使うときは,電話代を節約するために, 通信しないときは切断するのは一般的で, それが無通信時切断機能になったわけですよね。 これに対して,DHCPの方は, 対象となる機器は常時接続されていることが前提であり, DHCPサーバは,アドレスを配布するだけで,通信動作には一切関与しません。 そこには接続するという考え方自身がないわけです。 だから,通信していないときに切断する, というアイデアに結びつかないんじゃないかしら。
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実装は機器設計者の判断
光の父さん,はじめまして。
拙著お読みいただき,ありがとうございます。
>DHCPでは、クライアントからアドレスを解放するRELEASE機能が規定されて
>いるようなので、これを利用すれば簡単に無通信切断機能が実現できる様に
>思います。
そうですね。
でも,それを機器に実装するかどうかは,機器設計者の判断なので,
原理的に可能だからといって,実際に使えるとは限りません。
それから,PPPの場合は相手との間で,
接続動作によって仮想的な通信路を作り,通信動作を仲介します。
つまり,PPPの方は接続するという考え方があるわけですね。
だから,通信していない時は切断しようというアイデアが出てくるんだと思います。
実際,ダイヤルアップでPPPを使うときは,電話代を節約するために,
通信しないときは切断するのは一般的で,
それが無通信時切断機能になったわけですよね。
これに対して,DHCPの方は,
対象となる機器は常時接続されていることが前提であり,
DHCPサーバは,アドレスを配布するだけで,通信動作には一切関与しません。
そこには接続するという考え方自身がないわけです。
だから,通信していないときに切断する,
というアイデアに結びつかないんじゃないかしら。