返信

しまさん,こんにちわ。

私もそんなに詳しくないのですが,
一口にONUといっても,中身は一つではありません。
たとえば,NTT東のBフレッツの場合,
ニューファミリータイプは光ファイバを途中で分岐させますが,
ビジネス/ベーシックは分岐しません。
分岐するのとしないのとでは,光ファイ内を流れる信号も違いますし,
光信号をユーザインタフェース(Bフレッツの場合はイーサネット)用の
電気信号に変換する方法も違います。

だから,ONUという言葉で全部をひとまとめにして考えるのではなく,
Bフレッツのビジネス/ベーシック用の回線終端装置とか,
ニューファミリー用の回線終端装置とか,
有線ブロードネットワークスの回線終端装置,
といった具合に別のものして考えた方がよいでしょう。

ちなみに,Bフレッツのビジネス/ベーシック用の回線終端装置や
有線ブロードネットワークスの回線終端装置は
イーサネットのメディアコンバータだと思います。
ニューファミリーの回線終端は,PON系の技術を使ったもののはずです。
PDSとか,PONというキーワードで検索すると解説のページが見つかるのでは...

それから,回線終端装置から先は,ATMとは限らないですね。
ADSLの場合は,標準がそう定めているので大半の事業者はATMのセルが流れますが,
中には,ATMを使わない事業者もあります。
もちろん,それは非標準なのですが...

それから,広域イーサネットの中にイーサネットのフレームがそのまま流れるかどうか
という疑問ですが,答えはイエスでありノーでもあります。
要するに,イーサネットのパケットを運べればいいわけですから,
それを電気や光の信号に直接乗せてもいいですし,
EoMPLSといった技術を使って,別のフレームの中に入れてもかまいません。
大半の通信事業者は,複数の技術を組み合わせてサービスを実現しているはずですが,
その組み合わせ方は通信事業者によって異なるでしょう。

<code>Only

  • 使用できるHTMLタグ: <code>
  • 文字で図を描く場合に<code>と</code>で囲んでください
画像認証
機械的なスパムメッセージ送信を防止するために画像認証を設けています。ご協力ください。
Image CAPTCHA
Enter the characters shown in the image.