返信

へろへろさん,こんにちわ。
11月に書籍が集中的に発行されるので立て込んでしまい,返事が遅くなりました。

ADSLに限らず,通信回線というのは,皆,
物理的なケーブルが固定的に繋がれています。
大昔の電話の手動交換台は交換手がケーブルを繋ぎ替えていましたが,
それは何10年も昔の話で,今は,物理的にケーブルを繋ぎ替える
なんてことはしないわけですね。
まあ,当たり前のことですけれど。

ADSLの場合もそうした事情は変わりません。
電話局まで電話ケーブルが伸びて,その先にBASがある,というわけです。
実際には,電話局にあるDSLAMがBASに接続されており,
BASまではPPPの言葉どおり,ポイントツーポイントで接続する形になります。
だから,それをわざわざ探す必要はありません。

ただし,イーサネット上でPPPメッセージを交換するPPPoEを使う場合は
ちょっと事情が違っており,ブロードキャストで相手を探すことができます。
PPPoEにBASを探すメッセージが規定されており,
それをブロードキャストすると,BASが応答するというものです。
この方式なら,端末からBASまでがポイントツーポイントでなくても,
BASを探し出して,そこと1対1でやり取りすることができます。

>あと連載していた「インターネットはなぜつながるのか」に色々加筆した
>本を10月中に出版すると書いてありましたが、なんというタイトルでいつ
>ごろの予定なのか、もし差し支えなければ教えて下さい。

11月11日に『ネットワークはなぜつながるのか』というタイトルで発行する予定です。
下記に案内があります。
http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/main/148222815150.html
連載ではページ数の制約から省略した部分を大幅に加筆して,
内容が3倍くらいに増えています。

この他にも,11月は3冊出版が予定されています。
著書紹介のページに案内を載せますので,
もし,ご興味あれば書店で立ち読みなどしてみてください。

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