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おはようございます、小山です。
的確なアドバイスをありがとうございます。
再度、先に説明したネットワーク構成の一部を改めて書きます。

-----       ------       ------
|ルータ|-------|モデムA|-------|モデムB|--伝送路へ
----- V.35  ------  メタル  ------(DTEから
      ケーブル   ローカル側  ケーブル  リモート側 の信号は無)

<モデムAのRDランプ表示異常時(RD=ON)の各機器の状態>
(1)ルータの”Show interface”コマンドによるインターフェース状態確認
   Serial0/2 is up, line protocol is down
   ======中略======
   DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up
(2)モデムA(ローカル側)のランプ状態(on=ランプ点灯、off=ランプ消灯)
   TD=on RD=on DCD=on RTS=on
(3)モデムB(リモート側)のランプ状態(on=ランプ点灯、off=ランプ消灯)
   TD=off RD=on DCD=on RTS=on

以上の状態で、モデムA(ローカル側)のランプ状態でRD=ONになっている
ことに疑問があり、戸根様に質問させていただきました。
(モデムAのRD=onになる条件は、対向のモデムBから信号が送られてきている場合(TD=on)であれば筋が通ると考えていたのですが、それに反してモデムBはTD=offでした。)
戸根様からのアドバイス後、再調査した結果ですが、
モデムAのRD=onになっている原因は、モデムAとモデムB間のメタルケーブルに
他の信号が混入し、それを拾って表示させていたようです。
モデムAとモデムB間のメタルケーブルを別ルートに変更すると、
モデムAのRD=offとなりました。
この状態(モデムBのTD=Offの時、モデムAもRD=offとなる)が正常な
動作と思われます。

<モデムAのRDランプ表示正常時(RD=off)の各機器の状態>
(1)ルータの”Show interface”コマンドによるインターフェース状態確認
   Serial0/2 is up, line protocol is down
   ======中略======
   DCD=up DSR=up DTR=up RTS=up CTS=up
(2)モデムA(ローカル側)のランプ状態(on=ランプ点灯、off=ランプ消灯)
   TD=on RD=off DCD=on RTS=on
(3)モデムB(リモート側)のランプ状態(on=ランプ点灯、off=ランプ消灯)
   TD=off RD=on DCD=on RTS=on

<各信号名とステータス>
※ルータの通信信号の状態表示
DTR(DTE→DCE)・・・ケーブル装着時、no shutdownでup
DSR(DCE→DTE)・・・DCE(回線)使用可能時にup
RTS(DTE→DCE)・・・DCEへ信号送信中にup
CTS(DCE→DTE)・・・DCE(回線)が安定稼動可能時にup
DCD(DCE→DTE)・・・データ送受信可能時にup

DCDがUPになると、インターフェース(物理層のみ)ステータスが
UPになる。

※モデムのランプ表示
RTS・・・端末からのRS信号を受け取った(アクティブ)時に点灯
TD・・・ルータなどのDTEから信号を受け取り、対向モデムへデータを
     送信しているときに点灯
RD・・・対向モデムから信号を受信したときに点灯
DCD・・・正常な信号を対向モデムから受信した時(モデム間通信可能)に点灯

いつも、教えてもらってばかりなので、
何かの参考になれば幸いです。
よろしくお願い致します。

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