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仁さん,はじめまして。

コネクション型とコネクションレス型というのは,
ネットワークの階層には関係なく,どの階層にも共通する考え方です。

TCP/IPのトランスポート層には,
 TCP : コネクション型
 UDP : コネクションレス型
という二つのプロトコルがありますが,
本来,これと同様に,ネットワーク層にも両方のタイプがあるはずなのです。
ところが,TCP/IPのネットワーク層にはコネクションレス型のIPだけしかなく,
コネクション型のプロトコルが存在しません。
理論的には両方揃っている方が美しいのですが,
実用上は必要ないので,TCP/IPではコネクション型のネットワーク層プロトコルを
定義していないわけです。
そこが混乱の元じゃないかしら。

余談ですが,コネクションとかコネクションレスという言葉は,OSIが使い始めたもので,
そのOSIプロトコルには,きっちりと,各層毎に
コネクション型とコネクションレス型のプロトコルが両方定義されています。
元々,OSIにはコネクション型しかなかったところに,
後からコネクションレス型のプロトコルを追加したのですが,
まあ,そんなことは今となってはどうでもよいことですね。

>IPのコネクションレス型と言うのはUDPのコネクションレス型とは
>意味が違うのでしょうか?

同じ意味です。

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