スイッチングハブについて

 こんにちは、いつも拝見させていただいてます。
 先日、会社で新しいL2スイッチ、ルータへの入れ替え作業があり、その直後一部でネットワークが繋がりにくくなる事象がありました。調べてみると新しいスイッチとスイッチングハブの通信速度の問題でした。
L2スイッチ(100Mbps(固定))、スイッチングハブ(AUTO)の設定になっており、通信速度が10Mbpsまで低下していた事が原因でした。

 そこで、戸根氏に質問したいのは、

1.通信速度の低下で大量のデータを送るとネットワークは自動で切断してしまうのか?という点。
  (L2スイッチの設定にもよると思いますが)

2.なぜ、AUTOと100Mbps(固定)で10Mbpsまで速度低下するのか

という2点です。

簡単な質問かも知れませんが、わかる範囲でよろしくおねがします。

名前: 
セブン
日時: 
12/03/03 18:03

コメント

セブンさん,こんばんわ。
バタバタしてて,返事遅くなってしまいました。
ゴメンナサイ。

さて,質問の件ですが,
イーサネットのオートネゴシエーション機能が関係しているように思います。
詳しくは『ネットワークはなぜ...』の215ページ近辺を見て欲しいのですが,
要するに,オートネゴシエーションを使うときは,両方を自動にして,
両方がリンクパルス信号を正しく送信するようにしないといけません。
また,オートネゴシエーションが正しく動かないと,
伝送速度だけでなく,全二重と半二重の動作モードも正しく設定されず,
信号の衝突検出を誤ってしまい,速度が低下することもあります。

なので,
まず,その辺を正しく設定するのが第一歩かと思います。

それから,
もし,片方がオートネゴシエーションに対応しない場合は,
両方を固定に設定しましょう。

 なるほど!AUTOと固定の設定にはパルス信号が関係しているのですね。
んーーこの仕事をはじめてまだ間もないですが、こういった問題が発生すると、かなり奥が深いように感じます。(自分の知識不足もありますが...)

 今回もいろいろ勉強になりました。また、機会があれば活用させていただきます。ありがとうございました。