現在、貴著の「ネットワークはなぜつながるのか 第2版」を読んでいます。第2章のTCP/IPについての記述は、netbiosを利用したWindows のネットワークで利用されているTCP/IP(LANに関して)にも同じことが言えるでしょうか? HTTPでのサーバとのやり取りに関しての記述なので、Windowsネットワークとどのように異なるのかが、よくわかりません。
拙著お読みいただきありがとうございます。
質問の意図がつかめていないのですが...
TCP/IPそのものの動きは, NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)でも,HTTPでも,変わりはありません。 HTTPサーバにアクセスする場合でも, Windowsネットワークのサーバ(ファイルサーバなど)にアクセスする場合でも, TCPとIPの動きは,第2章に書いてあるように, 接続,データ送受信,切断,という三つのフェーズを経て動くということですね。 また,各フェーズの動きも第2章に書いてあるとおりです。
ただし,TCP/IPの上に乗っかった部分, つまり,HTTPのやり取りと,NetBIOSのやり取りには違いがあります。 HTTPは,リクエストとレスポンスの単純なやり取りだけですが, NetBIOSはもう少し複雑です。
トンチンカンな答えだったらゴメンナサイ。
ご回答ありがとうございます。私の理解では以下のようになっていますが これは間違いないでしょうか?
TCP/IPは、「アプリケーション層」「トランスポート層」「ネットワーク層」「データリンク層」「物理層」に分けることができます。アプリケーション層では、http(貴著の内容)やNetBIOS over TCP/IP(私の質問)といったプロトコルがあります。 さて、データリンク層ではPPPoE(インターネット用)やイーサネット(私の質問)などをプロトコルとして挙げることができます。
貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。
これでよろしいでしょうか?
> 貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に > 関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、 > httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。
そうです。
それから,些細なことですが, TCP/IPのアーキテクチャモデルは,簡単に言うと, ・アプリケーション層 ・トランスポート層(TCPのこと) ・インターネット層(IPのこと) ・リンク層(ネットワークアクセス層と呼ぶこともある) の四つの階層で構成する,というようなことがRFC1122に書いてありますから, この四つと考えるのが良さそうに思います。 だから,OSIモデルのように,データリンク層と物理層を分けて考えるのではなく, IPの下は,何か適当なパケットを運ぶシステムがある, という感じでしょうか。
コメント
Re WindowsネットワークのTCP/IPに関して
拙著お読みいただきありがとうございます。
質問の意図がつかめていないのですが...
TCP/IPそのものの動きは,
NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)でも,HTTPでも,変わりはありません。
HTTPサーバにアクセスする場合でも,
Windowsネットワークのサーバ(ファイルサーバなど)にアクセスする場合でも,
TCPとIPの動きは,第2章に書いてあるように,
接続,データ送受信,切断,という三つのフェーズを経て動くということですね。
また,各フェーズの動きも第2章に書いてあるとおりです。
ただし,TCP/IPの上に乗っかった部分,
つまり,HTTPのやり取りと,NetBIOSのやり取りには違いがあります。
HTTPは,リクエストとレスポンスの単純なやり取りだけですが,
NetBIOSはもう少し複雑です。
トンチンカンな答えだったらゴメンナサイ。
Re WindowsネットワークのTCP/IPに関して
ご回答ありがとうございます。私の理解では以下のようになっていますが
これは間違いないでしょうか?
TCP/IPは、「アプリケーション層」「トランスポート層」「ネットワーク層」「データリンク層」「物理層」に分けることができます。アプリケーション層では、http(貴著の内容)やNetBIOS over TCP/IP(私の質問)といったプロトコルがあります。
さて、データリンク層ではPPPoE(インターネット用)やイーサネット(私の質問)などをプロトコルとして挙げることができます。
貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。
これでよろしいでしょうか?
TCP/IPのモデルは4階層
> 貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に
> 関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、
> httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。
そうです。
それから,些細なことですが,
TCP/IPのアーキテクチャモデルは,簡単に言うと,
・アプリケーション層
・トランスポート層(TCPのこと)
・インターネット層(IPのこと)
・リンク層(ネットワークアクセス層と呼ぶこともある)
の四つの階層で構成する,というようなことがRFC1122に書いてありますから,
この四つと考えるのが良さそうに思います。
だから,OSIモデルのように,データリンク層と物理層を分けて考えるのではなく,
IPの下は,何か適当なパケットを運ぶシステムがある,
という感じでしょうか。