WindowsネットワークのTCP/IPに関して

現在、貴著の「ネットワークはなぜつながるのか 第2版」を読んでいます。第2章のTCP/IPについての記述は、netbiosを利用したWindows のネットワークで利用されているTCP/IP(LANに関して)にも同じことが言えるでしょうか? HTTPでのサーバとのやり取りに関しての記述なので、Windowsネットワークとどのように異なるのかが、よくわかりません。

名前: 
匿名希望
日時: 
08/03/12 10:18

コメント

拙著お読みいただきありがとうございます。

質問の意図がつかめていないのですが...

TCP/IPそのものの動きは,
NetBIOS(NetBIOS over TCP/IP)でも,HTTPでも,変わりはありません。
HTTPサーバにアクセスする場合でも,
Windowsネットワークのサーバ(ファイルサーバなど)にアクセスする場合でも,
TCPとIPの動きは,第2章に書いてあるように,
接続,データ送受信,切断,という三つのフェーズを経て動くということですね。
また,各フェーズの動きも第2章に書いてあるとおりです。

ただし,TCP/IPの上に乗っかった部分,
つまり,HTTPのやり取りと,NetBIOSのやり取りには違いがあります。
HTTPは,リクエストとレスポンスの単純なやり取りだけですが,
NetBIOSはもう少し複雑です。

トンチンカンな答えだったらゴメンナサイ。

ご回答ありがとうございます。私の理解では以下のようになっていますが
これは間違いないでしょうか?

TCP/IPは、「アプリケーション層」「トランスポート層」「ネットワーク層」「データリンク層」「物理層」に分けることができます。アプリケーション層では、http(貴著の内容)やNetBIOS over TCP/IP(私の質問)といったプロトコルがあります。
さて、データリンク層ではPPPoE(インターネット用)やイーサネット(私の質問)などをプロトコルとして挙げることができます。

貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。

これでよろしいでしょうか?

> 貴著の第2章では、TCP/IPの「トランスポート層」「ネットワーク層」に
> 関する作動を述べている。したがって、その部分に関しては、
> httpでもWindowsネットワークでも同じ作動だと考えてもよい。

そうです。

それから,些細なことですが,
TCP/IPのアーキテクチャモデルは,簡単に言うと,
 ・アプリケーション層
 ・トランスポート層(TCPのこと)
 ・インターネット層(IPのこと)
 ・リンク層(ネットワークアクセス層と呼ぶこともある)
の四つの階層で構成する,というようなことがRFC1122に書いてありますから,
この四つと考えるのが良さそうに思います。
だから,OSIモデルのように,データリンク層と物理層を分けて考えるのではなく,
IPの下は,何か適当なパケットを運ぶシステムがある,
という感じでしょうか。