SoftEtherについて
SoftEtherは、インターネット上で仮想的なLANを構築することができるネットワーク技術で、そのために、TCP/IPパケットにMACフレームを暗号化してデータとして運ぶということのようですが、そこでご質問があります。
SoftEtherのイメージはつかめたと思ったのですが、なにやら深みにはまってしまったみたいです。
とんちんかんなご質問かもしれませんが、ご回答いただける幸いです。
(1)送信先、送信元の仮想IPアドレスの取得方法
MACフレームの仮想IPは、どのように取得するのでしょうか?
送信先仮想IP取得は通常のIP同様DNSで取得する仕組みがあるのでしょうか?
それとも、仮想LANを構築する端末で決め決めなのでしょうか?
また、送信元はどうやって取得するのでしょか?DHCPなのでしょうか?
(2)Aprについて
MACフレームの仮想送信先MACアドレスは、同一の仮想LAN内であればArpで取得すると思うのですが、その場合、上位層(TCP/IPパケットのデータであるMACフレーム)で実施されるのでしょうか?
その時は、仮想HUB機能をインストールしたPCが、仮想LANに接続した端末にブロードキャストすると思うのですが、実際のLANポートが1つとすると、ブロードといっても、仮想LANに接続された端末に順番に問合わせることになるのでしょうか?
(3)Arpテーブルについて
各端末の仮想Arpテーブルみたいなものも存在するのでしょうか?
以上
日時:
05/09/17 23:49
コメント
基本は本物のイーサネットと同じ
むしきんぐさん,こんにちわ。
簡単にいってしまうと,SoftEtherっていうのは,
イーサネット用LANアダプタとスイッチングハブの動作を
ソフトウェア的にエミュレーションするものです。
つまり,仮想LANカードがイーサネット用LANアダプタに相当し,
仮想HUBがスイッチングハブに相当する,っていうことですね。
そして,HUBとLANアダプタをケーブルでつなぐ代わりに,
仮想LANアダプタ(クライアント)から仮想HUBに対してTCP/IPの接続動作を行って
両者をつなぎます。
だから,これを置き換えて考えれば,
IPやらARPの動きは,基本的に,何も変わりありません。
難しく考えない方がいいんじゃないかしら。
ところで,SoftEtherを実際に動かしてみたことありますか?
質問の内容から,ドキュメントを読んでいるだけのように感じるのですが,
どうでしょう?
SoftEtherは,ドキュメントで仕組みを丁寧に解説している方ですが,
それでも,読むだけでは細かいところは理解できません。
実際に動かしてみるのがお勧めです。
できれば,パケットを覗いてみれるとよいでしょう。