PPTPとL2TPの違いについて

いつも勉強させて頂いております。
しまと申します。

PPTPとL2TPについて質問させてください。
両者はPPPのフレームをカプセリングすることによりインターネット
等のIPネットーワーク間にトンネルをつくり仮想的にPPPのコネクション
を張るプロトコルと理解しています。

ただ両者のプロトコルを説明しているサイトの多くは、『PPTPはIPネット
ワークのみで利用可能だが、L2TPはATMやフレーム・リレー上での利用も
可能』というような表現が見受けられます。
例)
http://e-words.jp/w/L2TP.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/verification/vpn02/vpn02_02.html

これはどう解釈すればよろしいのでしょうか。
PPTPでもL2TPでもトンネルをはる2拠点間のネットワークがIPネットワーク
だろうが、ATMネットワークだろうが、FRネットワークだろうが関係ない気
がしてしまうのですが・・・。

どう解釈すればよいのかアドバイス頂ければと思いますので宜しくお願い
します。

名前: 
しま
日時: 
04/08/12 00:36

コメント

しまさん,こんにちわ。

>どう解釈すればよいのかアドバイス頂ければと思いますので宜しくお願いします。

この手の話は,解説をどう解釈するかという問題じゃありません。
その解説に必要な情報が載っていないから,読んでもわからないわけです。
だから,どう解釈すべきかなんて考えるのは時間の無駄です。
理解できる解説(仕様書も含む),
つまり,必要な情報が載っているものを探して読まなければ答えはみつかりません。

というわけで,RFCを読んでみましょう。
PPTPはRFC2637,L2TPはRFC2661ですね。
細かいところまで全部読むのは大変ですけど,
最初の数ページを読めば,この疑問の答えが書いてあります。

PPTPの方は,TCP上にトンネルを張ることになってますから,
IPネットワーク上じゃないとダメなんですね。
一方,L2TPの方はUDP,フレームリレー,ATMなどの適当なパケット網の上に
トンネルを張ることになっていますから,IPネットワークじゃなくてもいいわけです。

尤も,PPTPもIPの下は何でもいいわけですから,
フレームリレーやATMなどでも使えます。

戸根さま、こんにちわ。
しまです。

ご回答ありがとうございました。

私も日々、ネットワークの分野の話というのは、あたりまえのように
書いてあることがなぜそうなのか、必要な情報が載ってないことって
結構あるなぁと感じていました。
やはりそういう場合は原点に返って、RFC等に目を通す必要があるのですね。

今後はそのようにして解決を心がけようと思います^^;
ありがとうございました。