はじめまして。 『ネットワークはなぜつながるのか』を読ませていただきました。 一連の流れがよくわかりました。 その中で、IPによるパケットの分割とTCPによる分割とあったのですが 両者の違いがよく分かりません。 よろしかったら教えてください。
すずきさん,はじめまして。
TCPによる分割というのは,101ページ図2.15にあるように, データ送信時,パケットに格納するときに, アプリケーションのデータを小さく分割することです。 こちらの分割は,通常のデータ送信動作で起こります。
IPによる分割というのは,158ページ図3.17にあるように, パケットを運ぶ途中でMTUが小さい箇所に差し掛かったときに, パケットを分割することです。 101ページ図2.15の一番下にあるMAC/IPヘッダを付加したパケットを 運ぶ途中で分割されると思えばよいでしょう。 こちらの分割は,MTUが小さい通信回線を通るときだけ起こるもので, 通常は起こりません。
こんな説明でわかるかしら?
コメント
101ページ図2.15と158ページ図3.17を見比べてみてください
すずきさん,はじめまして。
TCPによる分割というのは,101ページ図2.15にあるように,
データ送信時,パケットに格納するときに,
アプリケーションのデータを小さく分割することです。
こちらの分割は,通常のデータ送信動作で起こります。
IPによる分割というのは,158ページ図3.17にあるように,
パケットを運ぶ途中でMTUが小さい箇所に差し掛かったときに,
パケットを分割することです。
101ページ図2.15の一番下にあるMAC/IPヘッダを付加したパケットを
運ぶ途中で分割されると思えばよいでしょう。
こちらの分割は,MTUが小さい通信回線を通るときだけ起こるもので,
通常は起こりません。
こんな説明でわかるかしら?