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クリスさん,こんにちわ。
今日も雨ですね。

さて,セグメントという言葉ですが,
書籍の原文にどう書いてあるのかわからないので,
(原文を引用してくれれば具体的にわかるんですけど...)
的確な答えるのは難しいように思います。

そもそも,セグメントという言葉は,
あるものを分割した一部分,
というような意味のはずですよね。
だから,ネットワークの場合には,ネットワーク全体の中のどこか一部分を指す,
ということになるはずです。
昔,ハブが登場する前は,この意味は明白でした。
つまり,最大500メートルの同軸ケーブルでイーサネットを構築していた時代には,
LANの規模が大きくなると,一本の同軸ケーブルでは足りないので,
リピータなどの機器で同軸ケーブルを継ぎ足して,そして,
何本かのケーブルでネットワーク全体を構成しました。
その際,一本の同軸ケーブルとそこに繋がる機器を指してセグメントと呼んでいたからです。
要するに,一本のイーサネットケーブルが一つのセグメントということです。
だから,セグメントという言葉の意味に疑問を持つ人はいなかったように思います。

私はその時代にセグメントという言葉を覚えて,
いまだに,その感覚が頭に残っていますから,
今,いろいろな人がセグメントという言葉を使うのとちょっと感覚が違うかもしれません。
といいますか,私自身はセグメントという言葉を使うことはほとんどありません。
だって,もう同軸ケーブルなんてないんだから,同軸ケーブルで作ったセグメントもない,
っていう感覚ですね。

自分自身がそんな感じですから,推測になっちゃうんですけど,
セグメントという言葉を使う人達は,
昔のセグメントに相当する部分に対してセグメントという言葉を
当てはめているのでしょうね。
でも,それが具体的に何を指すのかというと,???,っていう感じです。

あるいは,ネットワークをいくつかに分割したときの,一部分を指す,
というような意味合いでしょうか。
そのとき,何を基準にしてネットワークを分割するのかというと,
厳密な基準はなさそうですね。
ネットワークの大きさや格好によって,分割の仕方はいろいろですから。

要するに,その程度の曖昧な言葉なんだと思いますし,
こういう曖昧な言葉は他にもありますよね。
で,そういう言葉の意味を知りたいときは,その言葉だけ取り上げるのではなく,
前後の文脈で,この人は何が云いたいのかな?って考えるようにして,
はじめて答えがわかるんじゃないかしら。

期待してた答えと違うかもしれませんね。ゴメンナサイ。

因みに,コリジョンドメインとかブロードキャストドメインという言葉の方は
もっと明確です。
つまり,ドメインは範囲とか領域を表す言葉ですから,
コリジョンドメインと言えば,送信した信号が衝突する可能性のある領域を表しますし,
ブロードキャストドメインと言えば,ブロードキャストパケットが届く範囲を表します。

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