返信

ネットワーク屋さん,こんにちわ

> ちょっと質問させていただくのが恥ずかしくもあるのですが、

そんなことないですよ。
まあ,恥ずかしいという感覚もわかないではないですが,
折角こういう場があるのですから,
質問して理解しておいた方がお得! と考えた方がいいですよね。

さて,質問の方ですが,
昔と言いますか,古典的な通信方式は,
相手とやりとりする情報を一つの塊としてとらえ,
受信側はその塊を全部受け取ってから次の動作に進む方法をとっていました。
これを音声や映像の再生に当てはめると,
音声/映像ファイルを全部ダウンロードし終わってから
再生動作に移るということになります。

ところが,こうした方法ではなく,データの塊を全部受信し終わる前に,
受け取る端からすぐに次の動作に進むというのがストリーミングの発想です。
つまり,データを塊として扱うのではなくて,
端から順に流れてくるデータを,受信側で端から順に処理していく,
という感覚なんでしょうね。
そこからストリーミングという言葉が出てきたのではないでしょうか。
この考え方を音楽や映像再生に当てはめたものがストリーミング再生技術で,
音楽や映像のファイルを全部ダウンロードし終わってから再生するのではなく,
受信した端から直ぐに再生動作を実行するわけです。
言葉を替えると受信動作と再生動作を併行に進めるわけです。
昔は,この併行処理が未発達だったため,
このような方法は一般的ではなかったのですが,
今はそれが一般化し,ストリーミングは特別な考え方ではなくなってきました。
ブラウザのページ表示動作もストリーミングの考え方を採用してますよね。

で,私がストリーミングという言葉を出したのは,
こうした考え方をパケットの送受信動作に当てはめて説明しようとしただけで,
インターネットのストリーミングとか特定のものを指しているわけではありません。

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