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のりさん、こんにちわ。

DNSサーバの設定はパソコンの設定方法や、ネットワークの接続形態によって異なります。まず、家庭からインターネットに接続する場合は、その接続形態によって次のようになります。

(1)ブロードバンド用ルータやADSLモデム一体型ルータを使う場合
 ルータのDHCP機能を使って、TCP/IP設定値をパソコンに通知するのが一般的かと思います。その際、パソコンに設定されるDNSサーバのアドレスはルータのアドレスになります。そして、パソコンはルータにDNSの問い合わせメッセージを送信し、ルータがプロバイダのDNSサーバにメッセージを転送します。
 この形態の場合、ルータにはプロバイダのDNSサーバが設定されているはずです。ルータを設置する際、プロバイダがユーザに割り当てたユーザ名とパスワードをルータに設定し、そして、インターネットに接続するときに、それをプロバイダに送信するのですが、そうするとプロバイダからTCP/IP設定値が返ってくるので、ルータはそれを自分自身に設定するからです。

(2)ブリッジングでインターネットにつなぐ場合
 PPPoEを用いたFTTHやADSLの場合は、ルータの設定によって、ブリッジングでインターネットに接続することも可能です(ルータにブリッジングで接続するよう設定します。)。この場合、プロバイダから割り当てられたユーザ名/パスワードをパソコンに設定します。すると、パソコンでインターネット接続操作をしたときに、ユーザ名/パスワードがプロバイダに送信され、プロバイダからTCP/IP設定値が返ってきて、それがパソコンに設定されます。

この辺の動作は、300ページ近辺にポイントがまとめてあるので、参考になるかと思います。

また、社内ネットワークに繋がったパソコンの場合は、61ページの画面を使ってTCP/IPの設定項目を手動で設定したり、DHCPを使って自動設定するのが一般的です。

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