返信

ナイペータさん，お久しぶりです。
このところ，なかなか時間がとれなくて，
質問いただいてから，1ケ月も経ってしまいました。
返事遅くてすみません。

>（DHCPサーバがDNS動的機能をもったクライアントになってくれる）

要は，ここがポイントですね。
DHCPサーバには，DHCPクライアントにアドレスを配布するときに，
ダイナミックアップデートメッセージをDNSサーバに送り，
配布したアドレスをDNSサーバに登録する機能があるということですね。

> BIND（DNSサーバ）にてISCのDHCPサーバを使うことで実現可能らしい、ということが分かりました。

BINDはISCが開発作業を行っていますから，同じくISCで作っているDHCPサーバと連携させ，
DHCPサーバから更新メッセージを送って，DNSサーバを自動更新できるということです。
これは，MSのDHCPサーバとDNSサーバの組み合わせでも同様です。
つまり，MSのDHCPサーバからMSのDNSサーバに更新メッセージを送って，
DNSサーバを自動更新できるということです。
ただし，MSとISCの更新メッセージは，成りすましを防ぐためにデジタル署名したときに，
互換性がなかったような気がします。

> もしDHCPサーバが上記のISCのDHCPサーバではなかった場合Windows2000未満のクライアントはどのようにして自身のコンピュータ名登録するのでしょうか？

上の説明でわかるように，
DNSサーバと互換性のあるDHCPサーバを使えばよい，ということですね。
DNSサーバへの更新メッセージは，DHCPサーバが送ってくれるわけですから，
クライアントパソコンに自動更新機能がなくても大丈夫です。

>又、Windows2000以降のクライアントは、デフォルトでDDNS機能を使う設定になっているらしいのですが、それに加えてISCのDHCPサーバを使用している場合

クライアントとDHCPサーバの両方からDNSサーバに更新メッセージを送ったら
どうなるんだっけかな？　うーん，思い出せません。ごめんなさい。